看護師と需要と供給

日本では、人が集まらない地方などで、深刻な医師不足に陥っております。

医師は、需要が高い職業ですので、わざわざ人が少ない土地を狙って働く必要がないのです。

それは、看護師も同様であり、看護師の人口は増えているはずなのに、数多くの場所で看護師不足が叫ばれているのです。

看護師の資格だけ取得して、実際に別の職種で働く人も多いですし、看護師として就職しても、すぐに離職してしまう事もありますので、日本では、慢性的な看護師不足といっても良いでしょう。

そのため、様々な土地を渡り歩く、トラベルナースと呼ばれる看護師もいるのです。

これは、一見派遣の看護師に似ているようですが、トラベルナースは、もっと広い場所で活躍するのです。

派遣場合は、働く場所などに制約をかけますが、トラベルナースは、どんなに遠い場所にでも派遣されるのです。

例えば、沖縄の病院で看護師が足りなくなれば、看護師が補充されるまで働き、北海道の病院で看護師が足りなくなれば、その病院に派遣されるといった、需要に合わせて各地を飛び回る看護師の事であります。

その特質上、軽いフットワークが求められるので、家族や時間に縛られていない人に向いていると思います。

管理する側の性質

職場の雰囲気や性質は、管理する人間によって変わってきます。

例えば、客などの目に入らない職場であっても、管理している人間が、服装などをしっかりしろと言えば、その通りにしなければなりません。

そして、そこで働く人間は、後輩などに同じようにしつける事でしょう。

私は以前、診療所で受け付けとして働いていた事があります。

その診療所では、医師である院長の他に、看護師、准看護師、看護助手、受付の職種の人が働いていたのですが、院長はピラミッドの頂点であり、院長のいう事は絶対という職場だったのです。

上司のいう事は絶対というのはよくある事ですが、その診療所では、院長、看護師、准看護師の順番で、順位をつけていたのです。

自分よりも順位の高い職種には、勤続年数などに関係なく従わなければならないといったルールを作っていたほどでした。

そして、看護助手や受け付けは奴隷の様な身分であり、その他の職種の人間に言われれば、雑用だろうとなんだろうと行わなければならないのです。

しかし、看護師や准看護師は、職種が違うのだから、身分もなにもないという考え方の人が多く、大変助かっていたのです。

ですが、院長の考えに流されてしまい、自分が偉いと勘違いしまくった看護師などもいたので、人間も色々だと考えさせられたものです。

その後、その診療所で、一斉にボイコットがおきたので、きっと困った事でしょう。